ゴリラテープとは?パックラフトにも使える?
ゴリラテープはアメリカのオハイオ州にある会社が開発した強力テープです。水漏れしているパイプを一発で補修できるような強力テープです。
その強力さは動画を見てもらえばわかりますが、特殊な接着剤と伸びて凹凸のあるテープ面が生み出す強力な接着力が特徴。
このテープはパックラフトのような空気で膨らますタイプの道具にも使えます。実際にパックラフトのガイドの方が使っていて破れを応急的に塞いでいたけど2年経っても機能しているそうです。パックラフトの補修用としては現時点で一番良い商品ではないでしょうか。テープとしては少し高めですが、何より安心感と実績があるものを使いたいですよね。といっても、あくまで応急用品です。
インチキ?と思うほどすごい動画
実際に、パックラフトに張ってみました
別に何も貼らなくても問題ないのですが、これ以上また何かで削ったら嫌なので補強の意味でゴリラテープを貼りました。
はがれにくい様に四隅をハサミで切ってもいいですが、切れにくいし手にペタペタついて接着力が落ちるのでそのまま張った方がイイでしょう。
入念に押し付けましょう。特に四隅。この画像では端が一か所浮いていますが、ぐりぐり押し付けた貼りつきました。このテープは伸縮性があるのが良いです。立体面でも貼りやすい。
今後、この部分の変化はモニターして報告します。
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ゴリラテープを貼る時の手順
- 表面をきれいにする(可能ならアルコール)。補強や応急処置ならヤスリ処理は要らない。
- 必要な分を引き出し、綺麗に切ることをイメージして手でちぎる。ハサミでも切れるが、すんなり切れないので余計にテープの接着面に触ることになってしまう。しかし上手く四隅を丸く切れるならやった方がイイ。
- 貼るときは少し伸ばしながら貼る。貼ったら角を入念に押し付ける。
- 水を吸う素材は濡れていたら接着しない。
欠点は持ち運び嵩張ること
これだけ優れた製品だと、パックラフトのリペア用に常に持ち運びたいのですが、例えばライターに別に巻き付けて持ち運ぶのはやめた方が良いです。ゴリラテープが巻きの状態から剥がすときとても固いです(固すぎてテープが切れることも)。確実に一度剥がしてまた貼ると接着力が落ちます。嵩張りますが、防水してそのまま持ち運ぶと安心です。このテープはその価値があります。
泊りの川旅でもこのテープさえあれば、接着剤とパッチは要らないでしょう。他の物も補修できますし、パドルの折れなのども応急処置できる??
- 撥水素材だと貼りにくい。たとえば雨具とか。テントとか。
- テープ自体は伸縮性優先で強いわけではない
- 剥がれ始めたら、普通に剥げる。異様に強いテープではない。少し接着が強いテープ。
- パッチと接着剤での補修の方が格段にしっかりしている。テープは応急的な処置とか剥がれても問題ない補強とかにつかう。
- 熱に弱い。あまりに熱くなると薬剤が溶けて剥がれる。直射日光が当たり続ける所は苦手かもしれない。
パックラフトの破れも補修できるぞ!
ピンホールでの空気漏れで二年間張りっぱなしで完全に補修できたそうです。
もちろん、敗れの規模にもよりますが応急処置にとしては十分な性能でしょう。大きな傷なら現場で応急処置して家でパッチと接着剤で補修。
買い物はこちら
幅は、25mm、48mm、1000mmの三種類。48mmタイプがちょうどいいです。用途によっては他のサイズが必要かもしれません。色は3種類、両面もあるので間違って買わないように。
並行輸入品もありますが、正規品の方が安かったりします。
48mm×8.2mのクリアで1500円くらい。他にも接着剤もあります。
これのシールタイプがあったらリペア用に持ち運びしやすいのになぁ。ゴリラグルーという接着剤タイプもあります(パックラフトの補修に使えるかは不明)。
パックラフトに使う接着剤としてはアクアシールが一押しです。