ニジマス7匹以上釣れた
大分県の上津江村にあるフィッシングパークに行ってきました。大分と熊本の県境付近になり、夏は大人気スポットです。今回2月上旬に行ってきました。冬でも釣れるかと心配でしたが、結論から言うと寒くても全く問題なしでした。普通に入れ食いで釣れました。
受付でお金を払うと生け簀から川に1㎏放流してくれます。ちなみに竿は一本100円で貸出してくれます。餌は「いくら」が買えます。場所は上津江村で熊本と大分の県境あたりにありますが、アクセスしやすいのは熊本県の菊池方面からです。
川に一定間隔で自然石で堰を作り区画が作られています。釣りのスタイルはその自然の釣り堀のように区画されたスペースに1㎏分のニジマスを放流して自由に釣るスタイルです。ですので放流した魚を全部釣るのが目標になります。嬉しいことにたいていのスペースには前の釣り残しやほかのスペースから移動してきた魚が入っており、放流以上も釣れることがあります。ぜひ、釣り残しの魚もきっちり釣りましょう。その簡単なコツも教えますね。
竿や餌の持ち込みも可能ですが、ほとんどの人は竿を借り、餌は購入しています。安いから。竿は100円で餌は200円です。餌はイクラで200円で十分すぎる量です。
釣り場状況
このように川が石で升に区切られています。好きな場所を選び放流してもらいます。管理棟の近くが釣り人が多く釣り残しの魚が入っているはずですから普通に管理棟近くがいいでしょう。
餌はイクラを使用します。200円で買うことになります。ほとんどの場合イクラで5匹は入れ食いで難なく釣れるはずです。後は根気よくイクラを使うか、持ち込みのエサを使うことで放流以上の魚が釣れます。7匹は釣りたいですね。7匹釣ったら一匹400円くらいという単価になります。大きさは中くらいのと大きいのが入ります。大きいのは側面の模様（パーマーク）が消えています。今回は一匹だけパーマークの消えた大物が釣れました。
最初は入れ食いなので幼稚園児でも釣れます。イクラは手で触るとデロデロになるので、そこらへんに落ちている枝にひっけて取り出したまま、そこで針に刺しましょう。いくらの場合は針先は出してはダメです。
ニジマスについて
ニジマスについて説明します。ニジマスは環境省の産業管理外来種に指定されている外来種です。産業の時に自然の川に放流された国外の魚を産業管理外来種と言います。もともとはカムチャッカ及びカルフォルニア州以北の太平洋とその流入河川に生息する魚です。
陸封（川に残って成長する）されたのがニジマス（レインボートラウト）で降海（海に下って成長する）のはスチールヘッドと言われ区別されます。ヤマメとサクラマスと区別されるのと同じです。
寿司屋でよく食べるサーモンはたいていこの魚です。（だいたい海中養殖されたもの、そっちの方が美味）。冷水性なので、日本で定着しているのはほぼ、北海道だけで他のは放流の生き残りとなっています。幼魚はパーマークと呼ばれる斑点があり、ヤマメとの見分けがつきにくいです。この反転は成長とともに消えていき、小さい黒い点が出てきます。養殖されたのは尾びれの幅が広く、天然は細いです。まあ日本にはいないけど。これはヤマメも同じです。
外来種なので放流はしないで食べてくださいね。
釣るコツ
ニジマスは放流されると魚は各区画の深い所に固まって泳ぎます。流れ込みの部分が削れて深くなるのですが、その白波が経っている箇所の底に潜んでいます。よーく見ると見えるですがな、慣れないと見えにくいです。
放流されてすぐはバンバン釣れますが、5匹ぐらい釣った時から慎重な魚だけが残りなかなか釣れなくなってきます。20分ほどして釣れる気配が無ければ、持ち込んだ別のエサを使います。ミミズやブドウ虫などの別の餌。動く餌はアピール度高いので有利です。
釣具店によれず他のエサが準備できない場合は、スーパーで売っているマグロのトロ(安いのでいい)を1㎝程の大きさにして餌にしてください。すごく釣れます。北海道の釣り好きの人に教えてもらった裏技です。マグロ一切れで大逆転が狙えます。マグロの切り身はニジマス刷釣りでは最強ともいわれているエサです。
今回7匹釣って、水中カメラで確認したところのこり1匹か2匹でした。そこで秘密兵器のマグロを使い残りを釣りました。
ちなみに、竿の持ち込みが可能なので毛バリなども使えます。今回使ってみましたが、まったく反応なし。ルアーも多分反応しないと思いますし、小さい川だから投げるのは大げさ。だれも持ち込みの竿や毛バリは使っておらず、恥ずかしかったです。。。。
登録した方がいいですよ↑いろんな情報が見れます。
釣れたら焼いて食べる
帰る時にかかりの人に言うと内臓を取ってくれます。夏場ならクーラーボックスがあった方がイイかも。
塩焼きして食べました。炭火塩焼きの場合は、串をエラから入れて背骨の上から遠し、背骨の下に串を出して刺します。焼いていると内部に水が溜まりますので、時折それを出して水分を減らして焼いたらおいしくなります。背側から焼きましょう。塩は多めに。
上津江フィッシングパークの情報
料金：2,770円 放流１ｋｇ 入園料一人100円
４月～ ９月 ・・・ ８：３０ ～ １７：３０
１０月～ ３月 ・・・ ８：３０ ～ １７：００
電話番号 0973-55-2003 住所：大分県日田市上津江町川原1656-92
定休日 毎週水曜日（７月～８月の夏休み期間中除く）、年末年始
最後に、上津江フィッシングパーク付近のキャンプ情報
フィッシングパークの少し上にキャンプができる別施設がありますが、雰囲気的にあまりよくなく、夏場だけ少し賑わう感じです。
お勧めは菊池高原ファミリーキャンプ場ですね。15分あれば到着します。フリーオートの広いキャンプ場です。
