コメット 川魚の主食 野菜フレークの使用感レビュー

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お魚ガチが書きました
すまら

自然大好き一家で自然保護協会家族会員。自然観察指導員 。熱帯魚はベタ、日本淡水魚はタナゴその他を20本以上の水槽で飼育中。
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珍しい野菜主体のアクアリウム用エサ

屋外に置いていたエサがカラスに食べられていたので新しいエサをタナゴメインの日淡水槽用に購入しました。コメットの川魚の主食野菜フレークです。

パッケージにはタナゴのカネヒラが載っていることから、タナゴ用にピッタリだと思って買いました。タナゴは水草やコケをよく食べるので野菜フレークに適していそうです。おやつのようにあげてもよさそうですし。

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野菜フレークの成分など

成分など

粗蛋白質:40%以上
粗脂肪:5%以上
粗繊維:2%以下
粗灰分:12%以下

原料

フィッシュミール、水生植物、海藻、小麦粉、にんじん、ほうれん草パウダー、乾燥酵母、エビミール、大豆粉、魚の肝臓、葉緑素、各種ビタミン、各種ミネラル類

対象魚

カネヒラ、タナゴ各種、メダカ、クチボソ、フナなどの淡水魚

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コメット野菜フレークの欠点

かなり浮上性の高いエサです。水流が無くて魚がつつかなければ10分経っても漂っているときもあります。沈み始めるとフラフラと漂って水槽の隅々までに分散。水槽中に広まって水を汚すタイプのエサかもしれません。ですので、エサをやる際は少なめが基本。浮上性が高いゆえにエアレーションしていると水面の上まで気泡で飛び上がってガラス面にへばりついてしまいます。また、投げ込みフィルターなどにも大量に吸い込まれます。同様に上部フィルターなどの吸水スポンジにもへばりつくので注意が必要です。

それから、糞が蛍光色の緑色になるので目立ってしまうかもしれません。着色料は原材料に奇っ際されてけど、入っているんじゃなかろうか。

嗜好性はあまり高くなく、エサとしては好き嫌いがでやすい。普段から嗜好性の高いエサをやっていたら最初は吐き出される時もありますが、数日経てば食べます。タナゴ、モロコ、メダカは問題なく食べました。

欠点

  1. 比重がかるく水槽内を漂いやすい。隙間に入りやすく、フィルターに吸われやすい。
  2. 糞の色が変で目立つ
  3. エアレーションしているとガラス面にへばりつく場合がある
  4. 分量は少しづつを厳守する必要がある。

コメット野菜フレークの長所

長所はやはり野菜成分多めというところ。フィッシュミールがメインではあるので成分表ではそこまでガッツリ野菜ではないですが、それでもニンジンや水生生物が配合されているのはこの商品の特徴です。

長所

  1. 植物成分配合
  2. 主食としてもおやつとしても使える
  3. メダカなどの浮上性のエサを食べる魚に向いている
  4. 手でつぶしてパウダー状にすることもできる

コメット野菜フレークの総合評価

植物成分多めなのは嬉しいですが、比重が軽く水槽内を漂いがちで水を汚すタイプのエサという印象です。汚さないためには少なめの給餌をすることになりますが、大きな水槽などの場合はどうしても量は多めになります。日淡用ということですが、熱帯魚などにも問題なく使えるでしょう。

メダカにやるか、小さめの水槽に少しづつ使うかなと思っています。

他の植物成分配合のエサ

スピルリナという原料が植物成分になります。藍藻類の一種です。人間用のサプリにも配合されています。スピルリナ100%のタブレットもありますが、クロレラも同じような成分と考えていいでしょう。この二つのタブレットは、10分ほどで粉上になり魚が少しづつついばんで食べます。

明確に植物性のエサをあげたいということでしたら、スピルリナかクロレラタブレットがいいです。ただ、エサと気づかず食べないっ場合もあります。その場合はひかりプレコにしましょう。

そもそも、日本淡水魚や熱帯魚が植物性のエサを好むか?ということですが、コケを食べる魚は当然ながら植物性のエサが適しています。そのような魚は腸が渦巻き状をしている場合が多く、消化までに時間がかかります。

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