タナゴの飼育方法(我が家ではタナゴにハマってます)

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タナゴという魚

ヤリタナゴ

タナゴは日本在来の魚で身近な田んぼの水路などに生育している小魚のグループです。我が家では偶然近所の川でアブラボテを網で撮ったのをきっかけに、今ではタナゴ釣りの面白さにハマってしまい、釣りメインですが飼育も楽しんでいます。一時期は稚魚水槽を含めると6本管理していたほどです。日本淡水魚飼育ではタナゴは最も人気のある種類だとおもいますが、飼ってみればその魅力が実感できると思います。

それぞれの地域に特色のあるタナゴが生育しており、産卵期になると美しい婚姻色が出ることから観賞魚として人気があります。生体のサイズも大きくて10㎝程度ですので、水槽でも飼いやすい種類です。

二枚貝のえらに産卵するという特殊な魚ですが、婚姻色や産卵管の具合で繁殖期がわかりやすいので繁殖も可能です(ただしその場合は、別の水槽や二枚貝が必要となります)。なんだかんだで難易度は高いですが、一度稚魚が生まれれば二枚貝の中で成長している分サイズが大きいので餌は楽です。粉末のエサさえあれば勝手に食べてくれます。

川のガサガサや釣りの対象としても人気がありますが、タナゴはどこにでも沢山いる魚ではありません。多くの種類が絶滅危惧種に指定されています。バランスよく自然が残る箇所にしか現在では生育していないことから、自然環境のバロメーターともなる魚です。しかしながら、こんなとこにいたの?住宅街近くの水路に生き残っていたりもします。

アクアショップではタイリクバラタナゴやその改良品種が売られています。在来のタナゴも売られている場合がありますが、ブリード固体や川で捕獲したワイルド個体が売られています。買う場合はタイリクバラタナゴやブリード固体を購入してください。タイリクバラタナゴは見た目も美しいので、鑑賞目的で飼うにはピッタリです。

タナゴって飼いやすいの?という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、タナゴ飼育の難しさを長く飼ううちに実感してきました。問題は一つだけ。それは気性の粗さです。オスはナワバリを主張するので小競り合いをします。特定のタナゴが弱り、数カ月で弱ってやせ細り死にます。やせ細った段階で隔離しても、なかなか回復しません。大抵の場合は大きいタナゴが小さいのを追いかけまわします。

例えば、カネヒラがその他のタナゴを追いかけまわし、カネヒラを隔離すると、次はタイリクバラタナゴがその他を追いかけまわし、それを隔離するとニッポンバラがカゼトゲを追いかけまわし・・・という感じ。アブラボテにいたっては自分より大きいのを追いかけたり。。。
これを回避する一番の手法は広い水槽と大きなスペース。もしくは広い水槽に多くの生体を入れて特定のタナゴが弱らないようにする手法とか。中途半端な生体数よりも過密気味の方が状態が良かったりします。

タナゴの種類

上の画像のタナゴは九州で釣ったタナゴ5種です。どのタナゴもオスで婚姻色が出ていますが、婚姻色は釣った瞬間が最もきれいです。水槽に入れると消えてしまう場合が多く、ショップで見かけるタナゴなどは婚姻色が出ているのは稀。

飼育環境でもとてもきれいな婚姻色が出る場合もありますが、種類や環境によるところが大きい。婚姻色を楽しみたい場合は、屋外に近い環境で多くのタナゴを入れていると皆競うように婚姻色を出しますが、全然でない場合もあります。

飼う準備

水路で釣ったタナゴ・タナゴ・タナゴ

必要なものは最低でも30㎝以上の水槽、フィルター(上部式がお勧め)・底砂・です。水槽サイズはスペースがあるなら60㎝規格が最もバランスが取れているでしょう。
水草や流木、石などでレイアウトするときれいです。
ライトもあると明るくて見やすいですし、暗い室内だと水カビ病などの病気になりますのでぜひライトもそろえてください。

30×30×30㎝サイズのキューブの場合は小型種で5匹、大型なら3匹が限界となります。ただ、このサイズだと粗っぽいタナゴが一匹いるだけで他のタナゴを攻撃しまくって全滅する可能性もあります。やはり60㎝規格は用意すべきでしょう。

60㎝規格なら小型なら15匹は大丈夫ですし、攻撃性の高いタナゴがいても逃げるスペースがあります。スペースがあるなら90㎝や120㎝のさらに大きな水槽を選ぶのも悪くありません。

また、タナゴといえば二枚貝と聞いたことがある人がいるかもしれません。繁殖するには二枚貝が必要ですが、飼育水槽に貝を入れても稚魚にはなかなかお目にかかれません。というのも、生まれたばかりの稚魚は親などにすぐ食べられてしまうからです。我が家では朝6匹いたカゼトゲの稚魚が昼には3匹になっていました。メダカと同じです。繁殖させたい場合は別の水槽を用意して産卵させた後に、親を取り出す必要があります。なので、別水槽での繁殖を行わないのなら、メイン飼育水槽に二枚貝をわざわざ入れる必要はありません。二枚貝は餌などで難しい面もあるので簡単には長期飼育ができないのです。

釣ったり、買ってきたら

日本淡水魚専門店で売られていたアブラボテ。

水槽に入れる前には水合わせという作業が必要です。これは主に水温や水質を合わせるためですが、この作業を怠ると数日で死んでしまったり、2週間くらいで死ぬケースがあります。タナゴは水質に関しては丈夫な部類で、水質や水温やカルキのショックには比較的強いのですが、採取から半日以上たっている場合は慎重にやった方が良いです。

なるべく1時間以上かけるのが理想です。やり方は入れたいタナゴを以前の水ごとバケツなどに入れ、そこに10分おきに水槽の水を追加して慣らせます。ゆっくり水槽の水と入れ替えたところで、水槽に投入します。

我が家では30㎝キューブと60㎝規格で飼育

キューブ水槽では小型のカゼトゲタナゴを飼育。ミナミヌマエビとヤマトヌマエビ、石巻貝が入っている。
我が家の60㎝規格。

我が家では30cmキューブでカゼトゲ、ニッポンバラタナゴを飼育しています。以前アブラボテを入れていたのですが、攻撃しまくるので大きい水槽に移しました。大きくなるカネヒラなどもこのサイズでは無理でしょう。小型でも気性が荒いタナゴの場合はペアで飼うのが無難です。


60㎝規格では、ニッパラ、カゼトゲ、ヤリ、イエローバラ、キタアカ、アブラボテ、交雑種を飼育しています。
写真はみんなでかたまって隠れていますが、今は近づくと餌をねだります。

タナゴはハヤなどと比べて蓋から飛び出ることは少なめではありますが、長く飼っていれば必ず飛び出し事故は起きます。蓋は必ず必要です。隙間が多い場合はふさぐ必要があります。また、水面まで5㎝くらいは余裕を持つべきです。ギリギリにすると飛び出しの確立が大幅にアップします。

必要なもの

  1. 水槽
  2. フィルター
  3. 床材
  4. 水草
  5. エアレーション

水槽

タナゴの飼育はできるだけ大きめの水槽が適しています。餌をよく食べて水を汚すし、狭いと小競り合いが絶えません。最低でも30㎝キューブや40㎝水槽あたりにしてください。

繰り返しになりますが、お勧めは60㎝規格以上です。10匹以上飼えますし、レイアウトの自由度も高くなります。90㎝ならスリムタイプでもいいでしょう。あまり高さは必要ないですが、とわいえタナゴは斜め上に泳いで下に落ちるをひらひら繰り返すので、高さはある程度欲しいところです。

水槽はフレームレスとフレーム付があります。フレームレスの方が見栄えは良いのですが、フレームレスは縁のガラスが欠けやすいので、個人的にはフレーム付をお勧めします。フレーム付ならもし水漏れしてもシリコンで補修などもしやすいですし、枠があることで多少飛び出し事故防止にもなります。長く使うならフレームアリがお勧めです。大型ほどフレームの見た目は気になりにくくなります。

レイアウトするなら生育する川の再現をしたらおもしろいです。石や水草も川から取ってきます。水草メインの水槽は食べられる場合があるので難しい面があるので、餌と思って入れることになります。大きめの流木は長期間たつとあくが出るので活性炭をぜひ。

フィルター、エアレーション

フィルターは水を浄化する装置ですが、上部式が最もおすすめです。外部式でもいいのですが、値段が高めですしエアレーションが別途必要になります。

上部式はメンテナンスが簡単で濾過用のマット部分でエアーを取り込むので多くの場合はエアレーションは必要ありません。

とにかく日本淡水には上部が似合います。ろ材はリングろ材を敷いた上にウールマットを重ねて定期的に交換するのがいいでしょう。

フィルターといえばバクテリア濾過という機能もあるのですが、タナゴの場合はそれよりも物理濾過重視の方が大事と思うのです。床材にもバクテリアは住みますからね。

物理濾過重視といいうことで投げ込み式フィルターも併用すれば万全です。エアレーションは万全になりますし、何かのトラブルでフィルターが止まった際も安心です。

エーハイムやGEXギガパワーなどの外部式を使う場合は、エアレーション(投げ込み式フィルター)がほぼ必須になります。

以下は、60㎝用になります。

床材

大磯砂とタンクメイトのヨシノボリ

我が家では田砂、大磯砂、珪砂の三種類で飼っています。

どれも機能的には大差ありませんので、見た目の好みで選んだらよいでしょう。お勧めは大磯砂です。消耗しないし、価格も安い。汚れも洗えば落ちます。
田砂よりも小さい砂は掃除の際に吸い込んでしまいがちなので、田砂より小さいのはお勧めしません。

ソイルはとても優れた床材です。ただ、糞の量が多いタナゴの場合はホースで床を掘りながら掃除するのでソイルは半年も持たずに粉になっていきます。ソイルを使うなら数を控えめにして飼えばいいでしょう。濾過に余裕ができ、水替えの頻度も月1回でも行けます。確かに水を保ちやすい床材なのでメンテナンス少な目にしたいなら選ぶのはアリです。コケにも悩まされる確率は減ります(コケが生えないわけじゃない)。
何もひかずにベアタンクでも飼えますが、見た目的には何か引いた方が良いです。ベアタンクなら水流やエアーレーションで変化をつけるのがいいでしょう。

水草

タナゴに特に適した水草というのは無いですが、雰囲気を重視するなら日本に自生する水草を選らんだらよいでしょう。基本的にはタナゴは草食性でコケや水草も食べます。特にカネヒラやゼニタナゴは食べる場合があります。と言うかよく食べます。カネヒラがいると水草がバラバラになりやすいでが、餌として入れる場合はカボンバかアナカリスが適しています。一日で丸裸にするほど食べる時があります。
タナゴは日本淡水魚の中では草食でもあるのですが、ほとんどの場合は流木についたコケを齧ったりします。フィールドでもよく水路の壁についたコケをハムハムしています。可愛いので一度見てみてください。

お勧めはタナゴが良く食べるのオオカナダモ(アナカリス)、とキンギョモ(カボンバ)。川から取ってくるのもアリですが、その場合は小さな虫や病気を持ち込む場合があるので、バケツで様子を見る必要があります。その際はぜひ、「水草その前に」を入れるべきです。小さな生物は水槽に一度入れてしまうと取り除くのが困難なのです。水草を食べられたくないならセキショウモ(バリスネリア)を入れてください。全然食べません。

採取したタナゴとと同じ川に生育する水草を入れるのも良いアイデアです。

石、隠れ家、流木

石、隠れ家、流木は特に必須というわけではないですが、雰囲気がアップするので何か入れた方が良いでしょう。どちらかといえば流木メインの方がいいかもしれません。

石の場合は、レイアウト水槽のようにかっこいい石というより自然な雰囲気が似合うので川で拾うのもアリです。

餌 えさ は専門のものか植物系のものがお勧め

タナゴのエサは何でもよく食べますが、水面のエサはあまり気づきません。他の魚が気づいて食べ始めたら群がったりしますが、生体数が少ないと全然気づかなかったりします。あまり細かいものでなく、つついたらゆっくり落ちるようなエサが適しています。また、タナゴはコケや水草などを野生ではよく食べるので植物が配合されたものが適しています。もしくは定期的におやつのようにあげても良いです。野菜フレークとかエビ用の乾燥ホウレンソウなどがあります。当然ながら、餌用にアナカリスやカボンバなどを浮かべておくのも良いでしょう。


そういう意味ではタナゴ専用のエサはちょうどよいです。メダカ用は細かすぎます。どちらかといえば草食の魚ですので、長く買いたい場合はやはり専用がいいのかもしれません。

乾燥赤虫なども食べますが気づかない場合もあります。冷凍赤虫はガンガン食べますが、水を汚す場合がるのであまり沢山入れないようにしましょう。

我が家ではひかりタナゴばかりやっています。粒がつぶれているのでひらひらとゆっくり落ちます。ひかりの川魚のエサでももちろんよく食べます。以前はこればかりでした。植物成分が多い餌としては

タナゴの組み合わせによっては餌を食べれずに痩せていく個体が出る場合があります。特に小型のおとなしい種類が痩せてないか注意してください。我が家ではカゼトゲのメスが餌が食べれずに痩せていきました。これを改善するには一回に上げる餌の量を増やすことになります。

メンテナンス

水替え掃除

水替えが必須なタナゴ水槽ですが、水替えの際はプロホースなどの床材も掃除できる道具を使うのがベスト。プロホースは60cm規格ならLサイズです。30㎝キューブならSがいいかな。
週一で1/3くら替えるのが手軽です。

コケ

コケ掃除はダイレクトに落とすのが一番手軽です。タイミングは水替えの前。コケを落としてから水替えを。

流木や石にについたコケはカネヒラやバラタナゴが食べます。

タナゴの病気は?

タナゴは比較的丈夫な部類かとは思いますが、追いかけまわしたりビックリして激しく動いたりして擦れ傷等を負いやすい魚です。外見でよくあるのはヒレがボロボロになること。まずはいじめられていないか、弱っていないかを確認してください。

病気は白点病にかかる場合もあります。タナゴではタビラ類やカネヒラが発症しやすいです。この病気はやっかいですので、とにかく早期発見が大事。運が良ければ最初の一匹を隔離治療するだけで済みます。隔離の場合は、エルバジュエースやグリーンFなどを比較的強めの薬を使い、素早く治療するのがお勧めです。水槽全体に広がっているようなら、マカライトグリーン系のヒコサンZやアグテンで治療してください。薬浴はなるべく早いタイミングで開始し、まず強力に病気の動きを鈍らせて徐々に濃度を薄くする手順が良いでしょう。いずれにしろ最低でも2週間は完治にまで必要です。

白点病の原因で最も多いのは新しい生体が持ち込むケースですが、水槽内の循環が弱かったり、濾過不足などの場合に発生します。また、水温差が激しい水槽も生体が知らず知らずに弱り発症します。

その他の病気にもかかるので一般的な魚用の薬剤で治療してください。薬剤にデリケートな魚種ではないのでよほどひどくない限り市販品を正しく使えば治療できるはずです。

病気とは違ってきますが、おとなしい種類やサイズが小さい個体は餌がうまく食べれずに痩せて弱るケースがあります。タナゴは種類にもよりますが、なわばりを主張して小競り合いをしやすい魚ですので常に攻撃されたりしているとストレスや餌が食べれないことで弱っていきます。
攻撃の対象になるおとなしい魚のために隠れ家を準備するのは定番アイデアではあるのですが、結局ずっと隠れていると長期的には餌の量が減って痩せていきます。

タナゴの白点病は水槽丸ごとマカライトグリーン(ヒコサンZ)で治療しよう
タナゴの白点病の原因我が家のタナゴが白点病になりました。原因としては水温を下げるために夕方頑張って水替えをしていたことが思い当たります。野外水槽なので暑い日は35度以上まで水温が上がっており、1・2日に一回は水替えをしていました(...

オスの口の周りにブツブツができますが、あれは病気ではなく「おいぼし」というもので正常です。他にも日淡は体の一部にイボのような物ができる時がありますが、しばらくすると消えるのでそこまで気にする必要はありません。

タナゴの寄生虫

タナゴの寄生虫として有名なのは高橋吸虫というのがあります。釣ったタナゴのうろこの一部が黒い原因は高橋吸虫です。この寄生虫は自然環境でしか繁殖できないのでタナゴを水槽に入れておくと数週間で奇麗に消えてしまいます。気にする必要はなく、他の魚にうつったりもしません。

この黒いのが高橋吸虫。のちにこの黒い鱗は銀色が強くなりギンリンと呼ばれるために、高橋吸虫を喜ぶ人もいる。

ヒーターはいらない

タナゴは水の冷たい清流に住む魚ではないので、30度以上でも問題はありません。ですが、連日暑いと弱っていきますのでクーラーを使う必要が出てきます。直射日光はNGです。水温計は必ず付けてくべきです。

冬のヒーターも必要ありません。ヒーターをすると活動量が高いままで寿命が短くなります。日本淡水魚ではヒーターは必要ありません。

繁殖について

イシガイとマツカサガイ

タナゴは二枚貝に卵を産みますが、種類により好む貝が違います。繁殖させたい場合は、別の水槽を用意して5・6個貝を入れておきます。そこに婚姻色が出た雄と産卵管が伸びたメスを入れておきます。激しく争わないなら数匹づつ入れても問題ありません。大量に稚魚を産ませたいなら、オス4メス20にすれば沢山の稚魚が出てきます。その際は、二枚貝も沢山いれることになります。ほとんどのタナゴはおなかに20個ほどの卵を入れており、1日に多くて5個ほど卵を産み付けます。小型では多くても3個くらい。毎日は産卵しませんが、環境が避よければ二日ごとに産み付けていきます。

1週間も入れておけば産卵してるはずですので元の飼育水槽に戻します。この理由は高い確率で生まれた稚魚を食べるからです。稚魚は二枚貝のえらで数日で孵化し、そのあと2週間ほど貝の中にとどまって大きくなります。そして朝に貝から出てきます。それを浮上と言います。

繁殖は二枚貝を使いますが、二枚貝の飼育が難しいのです。餌が珪藻なので室内だと絶対に餌不足になります。屋外水槽だと勝手に珪藻は増えるので餌はやらなくても元気です。我が家では近所で採取したイシガイを20個近く水槽に入れていましたが、野外水槽では死ぬことはありませんでした。

室内環境なら二枚貝を使わずに人工授精を行うことも可能です。機会があれば紹介しますね。

貝との相性表

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アブラボテカワシンジュ、ヨコハマシジラガイ、カラス貝族、オバエボシガイ、マツカサガイ◎イシガイニセマツカサガイ、ササノハガイ属
ヤリタナゴマツカサガイ◎、カタハガイ◎、オトコタテボシガイ属、キュウシュウササノハガイ、オバエボシガイイシガイ、カラスガイ族ササノハガイ、
ニッポンバラタナゴイシガイ、カラスガイ族◎、オバエボシガイ、カタハガイ、マツカサガイキュウシュウササノハガイ
タイリクバラタナゴカラスガイ◎、イシガイ、オバエボシガイ、マツカサガイ
カゼトゲタナゴイシガイ◎、カラスガイ族◎、オバエボシ、マツカサガイカタハガイキュウシュウササノハガイ
スイゲンゼニタナゴイシガイ
タナゴカワシンジュ、カラスガイ族◎
イチモンジタナゴカラスガイ族◎
カネヒライシガイ◎、タテホシガイ◎、オトコタテホシガイ◎、ヨコハマシジラガイ、ササノハガイ、オバエボシガイ◎、マツカサガイニセマツカサガイ、カタハガイキュウシュウササノハガイ、カラスガイ族
ゼニタナゴカラスガイ族
イタセンパライシガイ◎、ササノハガイ、カラスガイ族、カタハガイ、
オオタナゴイチョウガイ
ミヤコタナゴヨコハマシジラ、カラスガイ族、マツカサガイイシガイ

日本のタナゴという本を参考に作成しました。

※ヌマガイ、タガイはカラスガイ族になります。

婚姻色と産卵管

オスの婚姻色は出ているのに、メスの産卵管が伸びない時があります。種類により長さは違いますが、自分の体長くらい伸びたメスは準備万端と言えるでしょう。繁殖のタイミングはオスよりもメスの合わせる感じかもしれません。

多くの種類で3月から6月が最盛期です。それを過ぎても8月までは繁殖は可能な個体もいます。秋型のカネヒラは8月以降に産卵します。カネヒラは特殊で貝の中にいる期間が長く、次の春に浮上します。ゼニタナゴやイタセンパラもそうです。

稚魚の世話

カゼトゲタナゴとニッポンバラタナゴの稚魚30㎝キューブで飼育している。

タナゴの稚魚は二枚貝から浮上してからは粉末のエサやブラインシュリンプをあげます。貝の中で少し成長しているのでメダカの稚魚などよりも一回り大きいです。水流が強すぎると弱るので注意してください。
すくし大きくなってからはミジンコやメダカのエサに切り替えます。可能なら植物配合のタナゴ用のエサをすりつぶしてあげてください。

混泳、タンクメイト

ヤマトシマドジョウ。ドジョウは愛嬌があり可愛い。細かい砂だと砂に潜って顔を出している様子も観察できる。

タナゴとの混泳にお勧めなのは、ドジョウ ヨシノボリ、イトモロコです。モロコなどは、温和なので向いています。ドジョウなどの底物は餌を食べらられてない場合があるのでよく観察しないといけませんが、通常ならタナゴが食べ残した餌を食べてくれます。我が家の水槽でも特別ドジョウのエサは入れていないのにどんどん太っています。

バラタナゴなどの小型類には、ヤマトヌマエビなどがコケも食べてくれるのでいいです。ミナミヌマエビも小型との同居なら可能ではありますが、一度食べると癖になりそのうちミナミは消えてしまいます。追加してもすぐ消えてしまうかのうせいがありますが、全然食べない時もあるのでチャレンジしてみる価値はあります。

ミナミヌマエビはタナゴがいる川の水草をガサガサすれば簡単に捕まえられます。

タナゴ生体の購入

お勧めの種類は、タイリクバラタナゴです。アクアショップでは定番のタナゴです。
改良品種も沢山いてきれいです。家でもイエローバラタナゴを飼育しています。

タナゴの寿命

タナゴの寿命は通常は2年です。飼育環境だと3年生きる時もあります。稚魚から育てないと年齢はわかりませんが、寿命で死ぬ場合はイキナリ死にます。大きいタナゴだとそろそろ寿命かなと思ったりもしますが、もともと小さいタナゴは何の前触れもなく寿命で死んだりします。

また、いじめられてやせ細ったタナゴは隔離してもなかなか元気にならずに死ぬことが多めです。

まとめ

家では、全部で65匹くらい飼育しています。稚魚も沢山います。

やっぱり婚姻色が出る春から夏が最もタナゴはきれいですね。それを過ぎればカネヒラがきれい。本当に美しいです。


タナゴ釣りも面白いので是非してみてください。ただ、採取飼育する際は飼育可能な数を考慮して持ち帰る必要があります。

タナゴ 日本淡水魚
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プロフィール
へことり中学生オトコ
Kazetoge

ベタ・タナゴが好きです・ベタは、ギャラクシースマラグディナがいます。
スマラグディナの繁殖に成功して今どんどん大きくなっています。
タナゴは数種を育てていますが、カネヒラの天然ゴールドを釣ったので飼育していて繁殖させたいです。

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九州アクア日和
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