DJIマビックミニ(Mavic Mini)の静止画原寸データ9個とカメラ撮影方法、ジンバル設定

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マビックミニのカメラ(静止画)スペック

小さくてかわいいカメラ

ドローンといえば動画ですが、静止画ももちろん撮れます。動画を撮りがちなドローンですが、静止画の方がいろいろ使い勝手が良く手軽なので後で静止画も2・3枚撮っておけばよかったと後悔するときがあります。マビックミニは動画は録画サイズを選べるのみでフルオートでしか撮影できませんが、静止画だと感度やシャッタースピードが選べます。

撮影サイズも4:3か16:9かを選べます。4:3の場合は 4000×3000ピクセル(12万画素)となり、 圧縮率やサイズは選べません。絞りは固定ですが、マニュアル撮影が可能です。ISO感度とシャッタースピードのみが変更可能です。 露出補正もできます。マビックミニのカメラのレンズは小さいですが、撮れる静止画の性能は中々のものです。

パノラマ撮影のような機能も搭載されていませんが、唯一インターバル撮影のみが搭載されています。この機能はタイムラプスに使うことも可能です。自撮りする際もとても便利です。

センサーサイズはコンパクトデジカメでよくあるサイズでスマホより大きい 1/2.3インチCMOS が使われています。画角は35mmカメラ換算で24mmです。レンズは軽量コンパクトを重視しており、樽型の収差(直線地形などが湾曲する)とフレア(強い光でぼやける)が出やすい。

様々な欠点があるのかもしれませんが、スマホより画質は良いですし、何といってもジンバルが優秀(ドローンは引きで広角なので被写体ブレのケースも少ない)ですので静止画は失敗なく撮れます。注意すべきはフレアくらいです。特に夕日や朝日の場合は上手く撮れないケースもあります。

トイドローンですので夜間も飛ばすことが法律上は可能で夜景も撮れますが、これはそれなりに撮れます。一応、夜景撮りました!的なレベルはクリアできます。一応と言うのは、ノイズは多めの仕上がりになってしまうからです。こればかりはもう1サイズ大きい本格空撮ドローンが必要になってきます。ジンバルがついているので、遅いシャッタースピードでも手ぶれなく撮れます。手持ちで撮影してもなかなか使えます。

ジンバルも含めて見た目はOSMO-POCKETに似ています。画角やジンバルの性能などは微妙に違っています。レンズそのものの基本性能の方はほぼ同じですが、OSMO-POCKETの方はパノラマやその他動画性能でマビックミニよりワンランクというか、撮影機能もろもろを含めると2ランクほど上です。マビックミニはこだわって撮影するのではなく、ドローンならではの構図をシンプルに撮るのに向いています。

静止画と動画の録画方法

コントローラーのアンテナ側に二つのボタン。赤丸ボタンが動画録画

アンテナ側に録画ボタンがあります。飛行中にボタンを押せば静止画の撮影や動画撮影が可能です。静止画から録画に切り替えるときは一度押して二回目押すと撮影します。アプリ画面上のボタンでも撮影可能です。
同時にそれぞれ行うことは不可能です。クィックショット中なども録画できません。

ジンバル

ジンバルは3軸タイプです。マビックの上位モデルのように真横には動かせませんが、単純性能では非常に完成度の高いジンバルです。下は90°まで向くので測量的な使い方も可能です。上は20°までです(設定が必要)。小型軽量で非力なジンバルなので急激な動き等についてこれない場合があります(マビック2などでは起こらない)。静止画には関係ありませんが、急激な操作をしているとジンバルがガックンと揺れているケースがあります。特にスポーツモードでは前傾がひどくなるのでジンバルが追従できないケースがあります。高スピード状態でのアクロバティックな撮影は苦手です。

  • 機械的可動範囲 チルト:-110° ~ 35° ロール:-35° ~ 35° パン:-20° ~ 20°
  • 操作可能範囲 チルト:-90°~0°(デフォルト設定)-90°~+20°(拡張時)
  • スタビライズ機構 3軸 (チルト、ロール、パン)
  • 最大制御速度 (チルト) 120°/s
  • 角度ぶれ範囲 ±0.01°

カメラ

  • センサー 1/2.3インチCMOS 有効画素数:12 MP
  • レンズ FOV:83° 35 mm判換算:24 mm 絞り:f/2.8 撮影範囲:1 m ~ ∞
  • ISO感度 写真:100~1600 (オート) 100~3200 (マニュアル)
  • ISO感度 動画:100~1600 (オート) 100~3200 (マニュアル)
  • シャッター速度 電子シャッター:4~1/8000秒
  • 静止画サイズ 4:3:4000×3000 16:9: 4000×2250
  • 静止画モード シングルショット インターバル:2/3/5/7/10/15/20/30/60 s
  • 静止画フォーマット JPEG

静止画はオートとマニュアルが可能

右下からマニュアル撮影撮影が可能

動画はオート撮影しかできませんが、静止画はマニュアル撮影が可能です。サイズは固定です。 4000×3000なのでいわゆる4k撮影となります。

ISO感度とシャッタースピードが変更できます。ISO感度は100~3200まで。シャッタースピードは1/8000から4秒までと幅広く変更可能です。ジンバルのおかげで長時間露光も意外に使えます。

オートだと日中はほぼISO100固定です。カメラは小型ながらもf2.8と十分な性能があります。絞りは変更できないので、日中にシャッタースピードを落としたい場合は光量を落とすNDフィルターが必要となります。ただ、NDフィルターは静止画ではあまり出番はなく、動画用という認識でいいでしょう。

動画のマニュアル撮影もファームアップで可能に!その他ホワイトバランスも変更可能

2020年4月のファームウェアで動画のマニュアル撮影が可能となりました。右下のアイコンでオートとマニュアルの変更できます。

シャッタースピードは1/8000~1/30。感度は100~3200が選択可能です。

シャッタースピードとISO感度が変更できます。通常はISO100をベースにしてしまいますが、感度を上げた撮影が可能ですし、スローシャッターを使った動画も撮れます。
使う場面は夜景でしょうか?NDフィルターとの組み合わせ?

多くの機能アップが盛り込まれたファーム更新

マビックミニ原寸静止画データJpg

クリックすると原寸データで表示します。取っ手出しの無圧縮です。
EXIFではカメラ名がFC7203になりますが、これがDJIMAVICMINIです。

FC7203 f/2.8 1/640sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/40sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/320sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/320sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/1000sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/1000sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/1600sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1/15sec ISO-100 4.49mm
FC7203 f/2.8 1sec ISO-3200 4.49mm

4秒長時間露光

FC7203 f/2.8 4sec ISO-100 4.49mm

静止画はマニュアルモードで秒数と感度が設定できます。4秒の長時間露光でもジンバルのおかげでドーローンと思わせないほどの静止画が撮れます。4秒間だとこのように車のライトを流すことも可能です。感度も上げることが可能ですが、十分なジンバルの性能があるので感度を上げるよりもISO100固定でシャッタースピードを遅くする方が使えます。夜景を取る際はマニュアル設定でシャッタースピードをいじってみてださい。


滝や渓流でも1秒ほど露光すれば独特の雰囲気のある画像が撮影可能です。その際は、NDフィルターがあればシャッタースピードが伸ばすことが出来ます。

カメラアクセサリって必要?

ネット通販では貼るタイプのプロテクターや上に載せるフィルターがあります。個人的には興味は全くないのですが、もし使うとすればNDフィルターくらいでしょうか。それか水面の反射を抑えたい場合のPLフィルター。


非力なジンバルでしょうから基本的にはあまり余計なものは付けずに運用するのが良いと思います。本格的に作品撮るなら上位機種の出番です。

以上です。

個人的にはあの小ささを考えると良い静止画性能と思います。原寸ではサイズが大きい分ノイジーな印象ですが、現実には何かしらの手段で縮小してみるのでほとんど目立ちません。暗部ノイズが気になる人は少し明るめに露出補正して撮り、後処理で光度を下げる方法があります。
RAW撮りができないという意見は確かにありますが、実際のところそれらの必要性は皆無です。


感度は静止画だと日中ならISO100に固定されるのでいじる必要はないし、ホワイトバランス等もいじる必要はそもそもありません。絞りはもともと固定ですしどうせ何もできない。それらを変える暇があるなら、露出を変えながら数枚とるべきかもしれません。静止画ならマニュアル撮影も可能ですが、特にシャッタースピードで変化をつけたいというごくレアなケースしか使う場面はありまえん。

色味等に地味な印象がありますが、ドローンだと遠景はどうしても靄(白くぼやける)が薄くかかったような感じになります。これは空気の状態や気象条件等で仕方ない事でもあります。センサーサイズが大きければカメラ内の補正やPCでのクリアに見えるような後処理が可能なのですが、マビックミニのセンサーサイズにそこまで求めるのは酷でしょう。

ノイズはこのセンサーサイズだとこんな感じです。感度やレンズに関わらずこんな感じ。頭打ちの限界って感じ。

となるとやはりトイドローンとしての小回りを生かして、DJIマビックミニにでしか撮れないような一瞬を追い求めるのが空飛ぶカメラとしての面白さになるでしょう。

具体的には普通は不可能なアングルで撮るというのが最初に思い浮かびます。あとは人や動物とどう絡むか。マビックミニならでは静止画をぜひ撮ってみてください。

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2009年よりスラックライン乗ってます。日本山岳ガイド協会公認ガイド(自然Ⅱ、登山Ⅲ、山岳Ⅰ)、登山用品店店員(元)、平尾台ボランティアガイド、NACS-J自然観察指導員など。アウトドア好きでキャンプ、洞窟、植物好き。

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