スラックティビティ製品が買えるようになりました。
日本を代表するスラックライナーであるGappaiが4月末より本格的指導させたサイトであるスラックラインリサーチで買えます。
スラックラインリサーチといえばYOUTUBEチャンネルで動画も出されていたので水曜日を楽しみにしていた人も多いはず。

スラックティビティ(SLACKTIVITY)とは
SLACKTIVITYとは、オランダ人のTobias Rodenkirchとスイス人のサムエルの二人が立ち上げたメーカーです。
特にサムエルの方は今現在世界最高のハイライナーといっても過言でないほどのスラックライナー。
目玉商品はカラビナとラインスライダーが一体化したハングオーバー、そしてハングオーバーリギングに最適化されたラインロッカーであるシーホース。
そのメーカーの製品をGappaiこと大杉徹が代理店として販売しているってことです。
1インチラインが今後日本で徐々に普及してくることは間違いない!
いくつか注目商品をピックアップ
ハングオーバー
ラインスライダーと呼ばれるライン用のプーリーとカラビナが一体化したアイテム。
その手軽さと扱いやすさから特にハイラインの分野で人気となった逸品である。それまでのプーリータイプよりもボルトがない点でハイラインでは安全性も高い。
主な使用方法は2つある。
ライン上を滑るラインスラーダーとして、プーリーのように折り返に使うライン用プーリーとしての2つ。
滑らかに回る高品質ベアリングははめ殺しで交換不可能なので錆びには注意したい。
海辺で錆びる欠点を克服したステンレスバージョンもある。
川や海で張る人はステンレスがいい。
ベアリングのサイズは19mmとなっておりそれまで一般的だった22mmよりもサイズダウンしている。
ちなみにランクルのハイスライドは22mmでボルトで付け替えもできる。だけど人気は断然ハングオーバーの方にあるようだ。
シーホース
世界で最も高スペックなウェブロック(ラインロッカー)。
アルミの削り出し。
ダイバータ部分も一体化しており、僅かなスキマにラインが挟まることもない(高テンションや歪んだ場合に挟まることがある)。
ダイバータの穴はアンカーポイントとしても使える。
中空ダイバータの穴はスリングやロープを接続することもできる。
例えばハングオーバープーリーシステムを使用する際にスリング経由でハングオーバーを接続することなどが可能となる。ハイラインの予行練習としてロープをライン下にテープ止めする場合などもこの穴が使える。
ただし、シーホースをアンカーと直接固定するためには使えない(ラムロックのような感じは×)。
アンカーとの接続は最も汎用性がある方式。ソフトリリースも接続可能。
接続は個人的にこの形がもっとも理想的と思っている。ショートスリングで接続するか、そのままダイレクトに接続するかが選べ、しかもボルトがすぐ抜ける方式。もっとも汎用性が高い。
欠点という程ではないが、通常接続はショートスリング経由になる。縫製品ということで強度のボトルネックになるがよほど劣化しない限り強度は問題ない。
ハングオーバーリギングとの相性も抜群で、テンショニング時にはラインの抑え込みが少なく(副作用としてノーテンションラインは風で緩んだりする可能性あり)、カタツムリの角のような部分は緩んだ時もラインがロッカーからはみ出さない役割を持つ。
高価だけどラインロッカーの決定版ともいえる。
憧れの品。
プリミティブ50m
プリミティブというカラビナによる倍力・セルフロッキングを行う張り方。
ラインを使って張るので道具はシンプル。強いテンションは確保できないので緩め高めラインとなる。
このセットはテンショニング用に高効率のハングオーバーを使うことで張れる距離が伸びて40m程度まで張れるというコンセプトなはず。
確かにテンションは緩めのセットにはなるが、アンカーの高さや張りの強さでかなり遊べるこの長さのレンジ帯はかなり奥が深く極めるのは一筋縄ではいかない。死ぬまで遊べる。
セットになっている道具自体は発展性があり、今後様々な使い方ができる。カラビナはスチールでツイストロック。
ラインの伸び率はアンカーの高さと張りの労力にダイレクトに関係するので、組み合わせるラインは最も伸びないマラソンがベストマッチかな。
サイトには40mラインの高さやテンション量などの記載があるので参考にどうぞ。
動画も公開されました。
30mセットならより伸びるナイロン素材のピンクチューブが選べるので、自分ならピンクチューブのプリミティブセットが一番気になります。
20m~30mでアンカー高2.5mのナイロンラインはスラックラインの難しさが凝縮されていますから。
1インチラインのマラソン
ラインとしては新世代に位置するマラソン。
エッジが柔らかい3層構造。コアやエッジで伸縮性に違いがあるためか、素の状態のライン本体にシワができるのが珍しい。
伸び率は低めで厚いが、重さはミドルクラス。
世界記録を何本も打ち立てたたのも納得できる。
気持ちよく歩けるでしょう!
100mで2.5万円という価格。
安いです。
レギュラー商品でもこの価格で1インチラインが買える時代がついに日本にも来たって感じ。
こんなに安けりゃ個人輸入する必要ないやん。
今後1インチでスタンダードなラインになりそうな気がします。
ピンクチューブ
ピンクチューブなのにピンクじゃないと世界中で突っ込まれたであろうラインです。
レッドチューブというナイロンチューブラーの軽量版。
より伸びる。ローテンションでも体重で伸びまくる玄人好みのライン。
売られているのは長さは30m。
このラインを自由自在、上下左右そして前後にスイングできたとしたら世界レベル。そう、このクラスの超伸びるラインは緩く張ると前後にも揺れるのです。
スナッチ
スラックラインリサーチの隠し玉。
高価なライングリップではなく、スナッチ。
あまり使っている例はないけど実用レベルと判断されて売られているんでしょう。
ナイスアイデア。
もちろんライングリップ社のライングリップも売られています。
送料・支払いなど
商品重量で送料が変化します。600円から3600円。
商品ページの送料をクリックすれば個別に設定された送料が確認できます。
複数の商品がある場合は最も高い商品の送料が適用され、ウェビングは合計で送料が変化するそうです。
支払いはクレジットカードか銀行振込み。
まとめ
今回紹介した商品以外にも気になる欲しい道具はありました。
可変スリングとか。
ソフトリギングとか。
自分はもう持ってるけどツイストシャックルやソフトリリースが買えるショップという点でもスラックラインリサーチは価値が高い。
ラインはマラソン乗ってみたい。
個人輸入してた身からしたらびっくりするぐらい安いですよ。ラインが。
ラインがお買い得なのは間違いありません。
今後ハングオーバープーリーシステムも本格展開してくるのかな?
んで、買ったの?
まだ買えてません。
スラックライン用品が増えすぎて・・・。
カメラとかドローンも欲しいし。ドローン貯金は全然貯まらず諦めムード。
一番欲しいのは時間なんですけど。
そのうち欲しいのはハングオーバーとピンクチューブ。
どうせ買うならハングオーバー買わないとと思っちゃうけど、、、でもひとつじゃなぁと、、、5個欲しい!
ハングオーバープーリーシステムについては後日記事を公開したいと思います。
お買い物は↓

Facebookページもぜひいいねしてフォロー